先日・・・と言ってもかれこれ3週間以上前になりますが
スズキを3匹釣りました。

その時は刺身やらムニエル、フライなんかでおいしくいただき、
もうすっかり食べ尽くしてしまったものと思ってました。

しかし昨日、恒例の「冷蔵庫&冷凍庫」探検隊を実施しましたところ、
冷凍庫の奥の方で柵取りしたスズキの一部を発見しました。

「おぉ、こんなところにスズキが・・・」

スズキと言っても丸々残ってたわけじゃなく、切り身がラップで包まれて
スーパーの袋に入ってたのでパッと見には何だか分からんかったです。

しかしわずか3週間前のものが早くも冷凍庫の最奥部に移動してしまうとは
おっしー家の冷凍庫恐るべしですな(笑)

まあ、前振りはこの辺にして本題です。

折角見つけたこの切り身、どうせならおいしく食べたいですよね、
そう言えば昨年は作ったのに今年はなぜか作らずじまい、スズキと
いえばあの料理「スズキのパイ包み焼き」があるじゃありませんか!

てなことで、一年ぶりに「スズキのパイ包み焼き」を作ることにしました。

因みに昨年のパイ包み焼き、
興味がある方は「こちら」をご覧下さい。

昨年は出来上がりの写真だけでしたが、今年は調理過程も簡単に
紹介していきますので、よかったら参考にどうぞ。

それではスズキのパイ包み焼き、始まりはじまり~

そもそもこの料理は、フランス料理界の巨匠(堺さんではありません)の
ポール・ボキューズさんのスペシャリテで、お腹の中にムースを詰めた
スズキを一匹丸々パイ生地で包んで焼いたものです。

ということで、パイ生地を用意しなければいけませんが
今は冷凍のパイシートがいっぱい売ってますので、これを
使います(こんなの一から作ってたら日が暮れます)

まずはパイシートを麺棒でグリグリと伸ばして軽~く空焼きします。

150419パイ空焼き

下に敷くパイは空焼きしておかないと生焼けにで膨らまないことが多いです、
必ず空焼きしましょう(生焼けのパイ生地はおいしくないですからね)

空焼きしたパイ生地の上に塩・胡椒した魚の切り身を乗せます。

150419切り身

継ぎ接ぎしてるのがわかりますね(^_^;)
本当は一匹丸々使うんですが、家のオーブンではスズキ丸々なんて
とてもとても・・・セイゴのパイ包み焼きになってしまいます(笑)

次にエビと貝柱のムースを用意します。

150419ムース

ムースと言っても生クリームなんかは使ってません、エビと貝柱を
フードチョッパーにかけ、片栗粉をつなぎにスプーンで練りねり・・・
少し水を加えてとろっとしたら出来上がりです。

ポール・ボキューズでは生クリームで作った本物のムースを使っています、
そのムース、エビはオマール、貝柱はホタテですが、僕は冷凍のむきエビに
イタヤ貝の貝柱です、予算厳しいですからね~(でもヘルシーです 笑)

ムースができたら先ほどの切り身の上にてんこ盛りにします。

150419すり身

そしてもう一枚、伸ばしておいたパイシートで包みます。

150419成形1

この生地は空焼きの必要はありません、魚と下のパイ生地が隠れる
ぐらいまで伸ばしておきます。包むときは、接着のために下の生地に
卵白を塗っておきましょう。

それから魚の形に成形して、卵黄を塗ります。

150419成形2

んっ、 スズキってこんなヒレだったっけ?

体型もスズキにしてはずんぐりしてますね、何かコイの様でも
あります、でもひげがないからフナかなぁ~・・・
ここがセンスの見せ所なんですがねぇ~

それはともかく、後はオーブンで焼いてできあがりです。

150419焼き上がり1

なんか深海から上がってきて、浮き袋が口から出ているように見えます。
角度を変えて見てみましょう。

150419焼き上がり2

う~ん、ますます浮き袋が・・・

でもまあ、そこそこの仕上がりでしょうか、
なんたって昨年のは酷かったですから、それに比べればかなりの進化です。

因みに昨年の作品です。

140413パイ包み焼き2

ブハハハ、でかいタイヤキみたいですな。

しかし酷いですね、いや~今年は素晴らしいです、一応魚に見えますもん、
次回はさらなる飛躍を期したいですね。

あっ、そうそう、オーブンの焼き加減ですが200℃で25分焼きました。
大きさによっても変わってきますがその辺は適当に。

オーブンで焼いている間にソースを作ります。

150419ソース作り

ポール・ボキューズではこの料理にはショロンというソースを合わせます。

ソースショロンはベアルネーズという卵とバターを使ったマヨネーズのような
ソースにトマトで酸味をつけたものなんですが、このソース、溶かしバターの
上澄みを使ったりと温度管理が難しいのでここではバターなんて使いません。

他にもワインビネガーや白ワイン、それにエストラゴンなんかのハーブも使い
ますがそれも無し、あくまでショロン風、ショロンもどきです(笑)

今回は全卵にオリーブオイルをミキサーで混ぜまぜし、レモン汁を少々、
そしてトマトピューレをドバっと放り込みさらに混ぜ込みます。
その際、50℃位で湯煎しながら混ぜまぜします。

最後はお皿にサーブし、ソースショロン(風)を添えて完成です。

150419盛り付け1

お味の方はと言いますと・・・バカうまです。

いやバカではないですね、激うまです。

昨年の時も書きましたが、正にレストランの味です。
素人が作っても、さらに材料を落としてもこんなにうまいとは・・・
レシピがしっかりしているからなんでしょうね。

今年の方が形は良かったんですが、味は昨年の方がさらに良かったですね、
それは何でかというと、まずは魚が冷凍では無かったということ、そして
ムースの上にもう一枚魚の身をのせたこと、即ち三層だったんです。

前回は魚の身のホクホク感が凄かったんですが、今年は少し控えめって
感じです、でも素晴らしく美味しいですよ。

先ほど冷凍がどうのこうのと書きましたが、あくまで比較の問題、
むしろ冷凍素材がここまで美味しくなるのか、と思いました。

このパイ包み焼きはスズキでなくても白身魚であれば何でも
いけそうですね、例えばマダイとか・・・いやチヌなんかでも
OKでしょう。

ぜひ一度パイ包み焼き、試してみてください。
思ったよりず~っと簡単ですから。

あっ、そうそう、最後に参考にした動画が
ありますので載せときますね。



ではまた(^_^)/~


Secret

TrackBackURL
→http://umaisakana1.blog.fc2.com/tb.php/132-dd3cff82